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善徳女王 8 朝鮮語 [雑感]

日本語で3回観て、原語で観たいと思った。
その後何回も原語で観て、だんだん朝鮮語を覚えてきた。

言葉を覚える順序がよくわかる。

まず、固有名詞からわかってくる。
トンマン、ユシン郎(ラン)、アルチョン郎(ラン)、ミシルセジュ(壐主)
テヤサン(大耶城)ソラボル(徐羅伐)カヤイン(伽耶人)
ペクチェ(百済) シルラ(新羅)
その他たくさん。。。

次に、指示語や間投詞がわかってくる。
カジャ!(行け!)
チャラ!(かかれ! やれ!)
タン(次!)等々
イェー(はい) アニ(いいえ) アニョ(いいえ)

朝鮮は、漢字文化圏にある。
二字熟語、四字熟語は同じ意味で使う。
日本語の字幕を見ていると、だんだん聞き取れてくる。
というか、かなり日本語的に聞いている。
ペーハー(陛下) クンジュニム(公女様)
ポイ(包囲)ヤクチュ(約束)テーギ(大義)
チュンピ(準備) イルジキ(日食) 
サンジャングン(上将軍) ハジャングン(下将軍)

次によく使われる言葉が丸ごと入ってくる。
ペーパー ナプシヨー(陛下のおなりー)
アルゲスルミダ(ヨ)(わかりました 承知しました)
ヨが付くと、より丁寧になるようだ。
アラッタ(わかった)
分かるというのは、アから始まるみたいだ。
クレ(そう) クレッタ(そうだ) クロッケ(そうして)
日本語で「そう」というのは「ク+ラ行)みたいだ。
モーラ(何?) 
「何」というのはモらしくて、
どうしてというような意味の言葉は、モから始まることが多い。
どうして、なぜは、オッチ、ウェーというような言葉であるときもあった。
ナ(私)  チェ(私)  ドゥ(おまえ)
チュイン(殺す) ポンマル(本当)
サラ(人) ペクソン(民) サラ(愛)
ナラ(国) グク(国)ヨンモ(恋心)

意味は違うけど、日本語や他の言語にある発音のものも聞きとりやすい。
コマッタ(感謝する)
オッソー(早く)
ビアン? ミアン?(悪い)
チョ(ちょっとという感じ。あのというように声をかけるとき使う)
ムシャ(武者 武士)  ムエー(武芸)

だんだん速さに慣れてきて、語尾が聞き取れてくる。
~~ミダ  ~~スルミダヨ

日本語の字幕から、漢字が見えてくる。
ミョンミョンペクペク(明明白白 はっきりさせる)
ケンチョン(健全? 字幕は身体的に大丈夫)
同じ「大丈夫」でも安全というような意味では、
アから始まる言葉だけど、まだはっきり聞き取れない。
チンジェン(真正? 字幕は本当)
ソクチョンソッケツ(即戦即決 字幕はすぐに)
カンジャ(間者? 密偵)  ムロン(無論? もちろん)
イジェ(以後? これから) カモン(家門? 一族)
トンサーナンプー(東西南北)

7世紀には、まだハングルがないから、
手紙などは、日本でいう漢文。
一時停止してよく見たら、何とか読める。

助詞は、日本語と同じく名詞のあとにつくようだ。
~エ~(~の~)
~イ(~が) これは名詞の語尾をユニゾンみたいに
変化させてしまうみたいだ。
ピダムという固有名詞を、ピダミと発音するときもあった。

よく使われる接続詞も覚えた。
ホナ(しかし では)
トゥ(それと それから)名詞の間では~と~

朝鮮語は、「ん」の音を日本語よりよく使うようだ。

以上、書ききれていないのもあるし、
聞きとり間違いもあるだろうし、
カタカナでは表現しきれない音もあるし、
全く不完全だろうけど、朝鮮語にも興味が沸いてきた。
もしかしたら、古代朝鮮語かもしれないけど。。。

エンドロールの歌がイタリア語なので、
おまけでイタリア語も覚えた。
Passo do po passo 一歩ずつ
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善徳女王 7 衣装 [雑感]

女性の登場人物は、衣装が美しい。
王侯貴族は最先端だから、唐風。
ドラマの初めの方は、隋だったけど。
唐風では、薄布のショールみたいなものをつけている。
王女だけが、天平美人図のような柔らかい布で
作られたふわふわ揺れる衣装をつけている。
ミシルは、金等で刺繍が全面施された豪華な衣装。

トンマン王女の双子に姉は、ピンクの衣装が多かった。
トンマン王女は、最初は赤を主体にして黄色の前垂れとかで、
可愛くて妹感がでていた。
その後女王になるまでは、水色や緑系の衣装で、
冷静で男まさりな感じ。

権力者ミシルは、最高位の者が着ることができる
紫色の衣装が多い。
ムンノも国仙として動くときは、薄紫の衣装となる。
新羅の法興王7年(520)春正月に律令を頒布し、
初めて「百官公服」の秩序を定めたという事らしい。
身分で着れる服の色が違ったそうだ。
最上位の服の色は紫、次が緋、次が青、
次が黄、最下位の平人は白衣だそうだ。

格物(科学)の大家であるウォルチョンという人物は、
普通は黄土色(仏僧もこの色だった)の衣装だが、
礼服の時は、今の僧侶のような袈裟をかけ、
それは緋色だった。

女性は美しいイヤリングを付けている。
基本ピアスだけれど、耳にかけるようなのもある。
粋を目指すキム・チュンチュとミセン公は
男性ながら、おしゃれでつけている。
7世紀にも、いつの時代にもそういう男性はいると思わせる。

様式は、現代とさして変わらない。
正倉院遺物にもあるが、同じ雰囲気で作られている。
西域から来たというイヤリングは、
いろいろな宝石、サンゴ、めのう、ラピスラズリ等でできている。
サンゴをバラ型に彫ったものはステキだ。
キム・チュンチュがポリャンに選んであげた。

ドラマでは、だいたい長く垂れたイヤリングをつけている。
トンマン王女様は、爽やかな感じだけど金に様々な宝石が1つついたもの。
サンゴのついた可憐なイヤリングをよくつけていた。
善徳女王になってからは、金で豪奢だけれど洗練された感じのもの。
ミシルは、豪華でいろいろな大きな石を使った重々しい感じのもの。
聖骨の王妃様や王様の妹は、年齢相応に落ち着いた色の宝石もの。
侍女たちは、長さが3cmくらまでで石を連ねたもの。

髪飾りも楽しめる。
善徳女王は、金細工の物が多い。
重厚であまり多様性はない。
ミシルの方は、権力にまかせて色々コレクションしていて、
いろんなアクセサリーをつけてくれる。
銀色のゆらゆら揺れる冠がきれいだ。
紫のアメジストを横に連ねて揺れる髪飾りもいい。

王族、貴族の衣装はどれも刺繍がすばらしい。
韓国で出土されている埴輪のような体格の比率でなく、
俳優さんたちは背が高く見栄えがいい。
美しい服、装飾品、工芸品を見るのもドラマの楽しみだ。
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