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チャグムの成長 [映画]

ちょっと古い話だけれど、
1月に終わったNHK大河ファンタジー
「精霊の守り人」をずっと楽しんでいた。

最終回で印象に残ったのは、
チャグム(子役)の成長。
2年前の放送時は、小学校低学年の感じだった。
顔もまた丸くてぽっちゃりとしていた。

それが、死にゆく帝に歩み寄るチャグムは、
少年になっていた。
丸い顔に残っていた幼児の面影はなくなり、
すっきりと細面になって、、、
なんという美少年!

この先、見守る楽しみができた。
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ホビット 決戦のゆくえ [映画]

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映画公開時は忙しくて観にいけなかった。
やっとDVDで鑑賞した。

ほぼ全編戦いのシーンばかり。

一番カッコいいと思って感動したシーン
オークが現れ、ドワーフのダインの軍が迎え撃ちに行く。
闇の森の王スランドゥイルは動こうとしない。
ガンダルフも声を掛けた。
またしらんぷり~~?と思ってた。
ドワーフの盾がずらーっと並んで、オークが迫ってきた!
そしたら、ドワーフの盾を乗り越えて、
エルフの兵士がふわっとオーク軍の前に降り立った。
お~~~、美しい!
期待していない時の喜びって大きいなあ。

指輪物語で、ローハンがエルム峡谷へこもった時、
エルフの軍勢が加勢に来た。
あの時の喜びとよく似てる。

スランドゥイルがトナカイに乗っているものいいなあ。
レゴラスの片思いも心の残る。

「行きて戻りし物語」も泣かせる。
「龍の毒」は心にきつい。
「指輪の毒」と同じ。
「龍の毒」は財宝。
「指輪の毒」は権力。
それと、正義との闘い。

誰のために生きるか、
何のために戦うか、
それによって、存在する者の品格が決まる。

そういう世界観が好きだ。

ハリーの切手 [映画]

たまたま郵便局で見つけて、こんなの買いました!
という、見せびらかしです(笑)

ハリー・ポッターの切手と大型はがきのセットです。

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のぼうの城 [映画]

プレミアムシネマ
「のぼうの城」を観た。

人生、負け方ってあるなあ、と思った。
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GATTACA [映画]

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人に勧められてGATTACAという近未来SFサスペンス映画を観た。
美しいシーンが続く映画だった。
主人公と恋人が朝日が昇るのを見るところでは、
自然ではなく人工物である電波望遠鏡みたいなものに
朝日があたり出していた。
たとえば、凪いだ海に朝日が昇ってきて、
だいだい色の光の帯がきらきら揺れる、という感じで、
磨かれた人工物に朝日が煌めいていた。

話はDNA操作で欠陥のない子どもを産むという時代の話。
遺伝子操作されていない人間は、「神の子」と呼ばれはするが、
いろいろ欠陥があるので、「不適切者」とも呼ばれ差別される。
その差別を乗り越えて、宇宙飛行士になるという夢をかなえる
ビンセントという「不適切者」の話。

今のNASAみたいな組織でこの映画の題名にもなっている
GATTACAでは、
いつも血液検査や尿検査などの遺伝子検査があるし、
IDカード代わりに、血液が使われている。
だから、DNAに欠陥があるビンセントが宇宙飛行士になることは
不可能。

どういう風にして夢をかなえたかというと
ジェロームという完全無欠のDNAを持つ男から
血液や尿をもらって成りすまして宇宙飛行士になる。

細かい話は省いて、
勧めてくれた人が最後にジェロームが死ぬことについて
感想を求めていたので書いてみたい。

ジェロームのセリフ。
「ぼくは金メダルを取る能力はあったけど、銀だった。」
ジェロームは金メダルでなかったことに劣等感を持って
自分で自分の足をだめにしたのだろう。
ジェロームはビンセントを通して
2番手であるという劣等感を拭い去ることができた。
ジェロームはビンセントをリスペクトした。
または人として愛した。

今後はビンセントがジェロームとして優秀な宇宙飛行士として生きる。
ジェロームのセリフ。
「僕はお前に体を貸して、夢をもらった。」
ジェロームの意識では、名前を貸したのではなくて
体ごと人生ごとビンセントに渡したのだろう。
ビンセントが夢をかなえて、ジェロームとして宇宙に旅立ち、
ジェロームとして生きていくのは、
ジェローム本人の夢がかなうことにもなった。

ビンセントに完全にジェロームとして生きてほしい。
ビンセントがジェロームなら、
ジェロームがジェローム自身を誇りに思うことができるから。
そういう願いから、ジェロームは自分の体を抹殺したのだと思う。


追加
マイナス方向から考えてみると、
ジェロームは、2番手でいることに耐えられなかったのかも。
金メダルを取るはずだったのに銀メダル、2番手だった。
それに耐えられなかったから、自分を傷つけた。
ビンセントの影として生きることは
ビンセントが自分より劣っているなら許せる。
しかし、ビンセントが自分より勝っているとなると話が違う。
だから、銀メダルを首にかけて自分を抹殺した、
とも考えられる。
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レ・ミゼラブル [映画]

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見逃していた映画をDVDで観た。

なぜか、ジャベール警部に一番感情同化した。
愚直なまでに正しくあろうとして、正しさの本質を見落としていた。
自分の世界観が揺らいだとき、
自己変革する行程を受け入れることができずに
死を選ぶことで簡単に決着をつけてしまった。

一番普通の一番ありえる哀しい人だ。

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ホビット 思いがけない冒険 [映画]

久しぶりに映画を観た。
一番、感動したのは、裂け谷の全景が、
指輪物語より壮大に見れたこと。

3Dというのを初めて観たけど、すごい。
人と人の重なりが、肉眼で見るように遠近感がリアルだし、
遠くの景色も肉眼で見るように、手前と同時にくっきりと見える。

手前から鷹たちが現れて、向こうへ飛んでいくのが楽しい。

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これは初版が1965年の少年少女向けの書籍の表紙。
この写真のは、1978年の第8刷。
それでも34年前の本かあ。

やっと、映画で観れた。
お話とは異なって、かなりめりはりがあった。
始まりのビルボの家にドワーフたちが集まるところや、
ビルボとゴラムのなぞなぞのところは、たっぷりと時間がとってあった。

ビルボに切られかけたゴラムの悲しそうな眼が印象的だった。
大きな喪失と恐怖の眼だった。
それにビルボが憐れみを覚えて、殺さなかった。
そのお陰で、指輪を葬ることができたんだなあと、しみじみその眼を観た。

ところで、書籍では少年少女版のあと、2002年に、
指輪物語の映画の成功をうけて、オリジナル版の訳本が出版された。

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どこが違うかと言えば、挿絵が寺島竜一から、トールキン本人のに戻ったところ。
寺島さんの挿絵も雰囲気があって好きだ。
こっちは、カラーの挿絵もあったり、本人だからかなり細かかったりする。

で、好きが高じてオリジナルを手に入れた。

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1978年のForth edition。初版は1937年だから、もう75年も前になる。

今回写真を撮るので、はじめてカバーを外してみた。
シックな緑色だった。シンボルマークもいい感じ。

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TVの映画CMで、またホビットの映画ができたことを知って、
ただ観たくて映画館に行った。
ドキドキしながら見続けていたら、龍の眼が開いて終わってしまった!!!
えっ、ここまで!

家に帰って調べたら、3部作になっていた。
サブタイトルが「思いがけない冒険」で、へんだなあと思っていた。
なるほど、最後が「ゆきてかえりし冒険」と本来のサブタイトルになるのだ。
まあ、「ゆきてかえりし物語」としてくれた方がなじみ深いけど。

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戦闘シーンが早すぎて、ついていけなかったのは、
年をとったせいか、最近のアクションというのか、戦闘シーンというのか、
SFっぽいのなんかは、ものすごいスピードで動くから、
そういうのに合わせたのかもしれない。
でも、中つ国の戦闘はもっとゆっくりでリアルに肉がぶつかる感じだと思う。
とりあえず馬が一番早いのだから。
「王の帰還」のペレンノール野のたたかいの描写の方が、
中つ国の時代の闘いのように見えた。

ところで、この3部作は2014年に完了するらしい。
続きとして、というか、また遡って「シルマリルの物語」も
映画化してくれたらいいのになあ。

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Pretty Woman ネクタイ [映画]

とても小さなことだけれど、見つけてしまったので、
言わずにはおれないって言うような事。

映画 Pretty Woman の中で、
ビビアンが靴を買うときに、気にいって店員からもらったネクタイ。
黄色が目立つゾウリムシ模様。
それをエドワードが帰ってきたときに、裸で首に巻いていた。
クリケットを見にいくときには、エドワードがしていた。

同じゾウリムシ模様で、茶と黒を基調としたネクタイを、
モースの会社が海軍の仕事をとろうとしてるという
ニュースを見つけてきたエドワードの会社の若い社員がしていた。
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Dark Water [映画]

BookOffで、何も知らずに、
題名”Dark Water”と
戦慄のサスペンス・スリラーというキャッチと
DVDカバーの子どもが廊下で何気に上を見上げているシーンで選んだ。

本当に恐かった。
そして悲しい映画だった。

サスペンスよりスリラーの要素の方がたっぷりだったから、
ぞーっとしたまま終わったらどうしようと思っていたが、
最後の最後に友情と母の愛を見せてくれたから、
悲しみが残った。

悲しい愛があふれてしまって
それを受け止めるしかなかった映画だ。

メモ
監督:ウォルター・サレス
脚本:ラファエル・イグレシアス
Cast:ダリア=ジェニファー・コネリー
    セシリア=アリエル・ゲイド
    マレー=ジョン・C・ライリー
    プラッツァー=ティム・ロス
    ヴェッグ=ピート・ポスルスウェイト
    カイル=ダグレイ・スコット

ゴールドにならないゴールデンベア 秋
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西の魔女が死んだ [映画]

10代というのは、本当に偏見とわがままに満ちた年頃だと思った。
どれだけ人を傷つけているか、気付かない。
なのに、自分の偏見にまみれて、自分で傷ついていく。

そうだったなあ、と思い返しながら見た。

けれど、その位わがままでないと、自分が見つからないだろう。
見つけることができたところから、魔女への道が始まる。

それにしても、日常の行動が美しく撮られていた。
西の魔女の言葉は、凛として感動的だった。

今日の花はテッセン。西の魔女に似合いの色だ。
テッセン3.jpg
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