スターバックスの店員さん

スターバックスの店員さんは、みな愛想がいい。

コーヒー豆を眺めて迷っていると、割と混んでいてもすぐに寄ってきて
「何をお探しですか？」と尋ねてくれる。
「カードはお持ちですか？」と続けて尋ねるので、コーヒー豆カードを渡す。
すると、ささっと中を見て、
「これなど、どうですか？」と勧めてくれる。
で、いろいろなのを飲んで楽しんでいるから、何を勧められても素直に
「では、それをお願いします。」と受ける。

すると、さっと中に入って挽いてくれる。
レジで待っていると、にっこり笑顔で
「いつもの挽き方にしています。」と挽いた豆が出てくる。
とてもスピーディで親切だ。
お世話焼きすぎ感もあるが、よい事だ。

ただ、年をとったのだろう、ちょっと思う事がある。

それは、若い人がとても段取りよく動くことだ。
この間も何かの工事に来てくれた若い人の仕事ぶりを見て、
「何て素早く動くのだろう。」と感嘆した。
私も若い時は普通にその位のスピードで動いていたのだろう。

で、その動きに心がついていかないのだ。
「ありがたいなあ。」と思いながら、
「もっと、豆を眺めて迷っていたかったなあ。」という思いが残る。
さっさと買い物をするより、その時間を楽しみたいと思うのだ。

スターバックスのなぜか若い人ばかりの
笑顔でよく働く店員さんたちを思いながら、
「年をとる」とは、こういう事なんだと納得する今日この頃だ。

エリカの群生

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