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ICOCAと駅員と見知らぬ人 [生活]

あまり電車に乗らないが、便利そうなのでICOCAを買うことにした。
10年使わなかったら無効になるそうだが、
10年以内には必ず電車に乗るから、無駄にはならない。

改札横の窓口の駅員さんにいろいろ聞いた。
チャージして使うので、いろいろなエリアでも使えるそうだ。
券売機で買うのだそうだ。

で、券売機の前に立った。
定期や回数券やなんやかんやが買えるというが、ICOCAはどこだ?
視界の隅に駅員さんの制服が入った。
隣の券売機で、誰かの代わりに切符を買っている。
思わず聞いた。
「ICOCAはどこですか?」
「これですよ」と画面の左の水色のボタンを押してくれた。
するとICOCAを買う画面になった。
おーーー、ありがとう。
そのボタンを見つけるのに、3分くらいは掛かっていただろう。

無事買って、改札口を通ろうとした。
頭と手は切符を使い慣れていて、ICOCA用になっていなかった。
つい、切符を入れる方にカードを差し込んでしまった。
カードが挟まった。
「えっ!」と思った瞬間に反射的に押し込んでいた。

「わっ!」という感じで慌てふためいていたら、後から声がした。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃないです。引っ張り出さなきゃいけない。」と答えて
後を見たら、外国の方だった。
「そうです。ぼくもよくします。」
あわてなくてよいよ、と安心感を与えてくれた。
優しい一言だった。

駅員さんが飛んできた。
そして、自動改札機の蓋を開けてICOCAを返してくれた。
よく見たら、さっきICOCAのボタンを押してくれた駅員さんだった。

今日はよい人達にめぐり合える日だったらしい。

直接の関係はないけれど、電車と外国の方にちなんでトラムの写真
Trum smallsize.jpg

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