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その名にちなんで [映画]

インド映画を観た。
1977年に結婚して、NewYorkに移り住み、
子育てをした女性が主人公。

いろいろな見方ができるんだろうけれど、
私には、テーマは、
民族と家族とIdentitiy。
世代を通して受け継がれるもの、
というように思えた。

老人になって、ひとりで生きていくとき、
愛と幸福な思い出とともに、
一番心地よいことをしながら、生きていく、
そういうのがいいなあ、と思った。


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ハリーポッター [映画]

「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」を観た。
うーーーん、何かパッとしなかったなあ。

たぶん、終わり方がすっきりしないからだろう。
シリウスを失って喪失感を抱えているハリーが、
どうしてあんなに簡単に笑顔になれるんだ!?

映画でのストーリーの流れに必然性を感じることができなかった。
はっきり言って、いままでの監督の中では一番へたかも。

セリフや俳優の動きに、「The Lord of the Rings」のパクリがあったし。
シリウスを失うときのハリーは、ガンダルフが落ちていったときの、
フロドにそっくりだ。
後から追いかけようとするフロドをボロミアが抱きとめる。
画面の右へ行こうとするフロドと、左へ行こうとするハリーの違いだけだ。

それに、「守らなければならない大切な何かがある。」って、
サムのせりふじゃーーん。
原作にはないけど。


ゲド戦記 [映画]

実写版の「ゲド戦記」を見た。
ゲベスのイメージは、「蛇の舌」そのものだ。
ちょっと借り物過ぎる。俳優も一緒だ。
その存在意義は全く異なるが。。。。
それは、原作の問題だ。

でもまあ、楽しかった。
The Lord of the Rings 以来、ファンタジーの実写は、
文章からのイメージを裏切らなくなった。
というか、想像以上を見せてくれる。
マニアックな人たちが、それはそれは細かく検証しながら作ってくれるから。
感謝だ。文章を楽しむのもいいが、それを映像で見るのも楽しい。

実写版「Earthsea」は、島の港の空気感がいい。
灰色港は美しすぎるが、ここの港は人間の港だ。
人間の気持ちの描写は、「グインサーガ」に似ている。
なぜだろう。

たぶん、西洋人が書いたものであるにも関わらず、
悪を、一人の人間の中で、排除すべきものではなく受容すべきものとして、
捉えているからだろう。

自分探しの旅である「Earthsea」。
ファンタジーにはこういうのが多い。
現代ロマン主義と読んでおこう。




雷の音は絶妙だった [映画]

「めぐりあう時間たち」”The Hours”を風呂の中で観た。
黙示的な場面で流れるピアノの繰り返される旋律は、今にも切れそうな感情の高まりを伝えてくる。
今日はそれに、雷が加わった。最高だった。
しかし、この映画を観ると、文学するより哲学してしまう。


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