副題、三生三世の意味は、ヒロインもヒーローも
3回生きるステージが変わるということ。

ヒロインの一生目は、10話まで若者に扮して
父神の唯一の子とされる墨淵武神の主催する
崑崙虚という天族の修行道場みたいなところで修行する。
女であることを見破られた
翼族の王子離鏡(りけい)と初恋。
二生目は、一時九尾狐族の女帝に戻るが、
翼族の王・擎蒼と戦って、仙力を失い
人間の女素素として生きる。
その時、皇太子夜華と出会い、夫婦になる。
三生目は、
愛の試練という天劫を受けて上神となるとともに、
人間として生きた時間を忘れて
女帝白浅として生きる。

ヒーロー夜華は、一生目は金蓮の精として
時折、若者司音(白浅)のそばに現れる。
二生目は、天君の皇太子として、
人間の素素(白浅)と女帝白浅を愛す。
三生目は、翼族の王・擎蒼と戦って死に、
3年で甦って女帝白浅とめでたく結ばれる。
めでたく結ばれるところは、
あっさり最終話の半分くらいだけど。

人間は一生しか生きないけれど、
神仙は三生生きるという想定。
狐族の女性は一途で、生まれ変わっても
一人の人を愛し続けるという話。