盆栽であった五葉松を地植えしたら、
曲がっていた幹が徐々に伸びて、60cmくらいになった。

8月30日、ふと松をみると上の部分が枯れたようになって
ほとんど葉がない。
地面を見ると、抹茶の色をした粉のようなもので覆われている。
何?

よ~~く松を見ると幼虫がいた。
抹茶色のものは、幼虫のふんだったのだ。



これは、マツノクロホシハバチの幼虫なのだそうだ。
北海道では、7000haの広さで松が被害を受けたらしい。
それは想像できる。
この写真は一部だが、松全体がこういう状態だったのだ。
ウドンコ病用の薬剤をかけてみたが、効果はなさそうだった。

1匹ずつ、箸でつまんで取った。
数えながら取ったら、671匹いた。
白い繭もたくさん取った。
翌朝、また100匹くらい取った。
そして、今日、また30匹くらい取った。

松はやや回復してきている。
当分、眺めては幼虫を摘まみ取る日がつづくだろう。

近所に松林がある。
大丈夫だろうか?
大きな松の幼虫は、箸で摘まむ訳には行かない。
枯れるのを待つしかないのだろうか?